エル・ジェムの円形闘技場は、3世紀初頭、ローマ帝国の支配のもとに建造され
約3万5000人を収容したといわれる大闘技場で、
剣闘士の闘いのほか、奴隷や猛獣との残忍な闘いが繰り広げられていた場所です
闘技場は、なんの変哲もない町中に唐突にあらわれます
威圧感さえ漂わせるファサード
現代のスタジアムの原型が、二千年も前にすでに存在していたという驚き…
アリーナの直径は65mあり、いまでも夏には数万人規模のフェスティバルが行われているそうです
当時の建築技術の高さを偲ぶことのできる、美しいアーチの石組み
なぜか犬が横切っていった(笑)
地下には、猛獣や囚人を収容していた部屋がいくつもあります
やわらかい陽のさす美しいコリドー
当時の人々が賑やかに行き交っていたであろう通路を辿っていくと…
古代人たちの歓声が聞こえてくるようです…
アントニヌスの共同浴場跡へすすむ
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